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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

聲の居場所

作者: Haruuuu
掲載日:2026/04/24

この小説は短編となっています。

とある一家は雪山に登るため準備を済ませていた。主人公、風山慎太は妙に違和感を覚えた最近「幻聴」が聞こえることに……

慎太:かあさーん準備これでいいよね?

香里:いいんじゃない?あなたも準備できた?

颯太:あぁできたぞ。

慎太:美緒姉が準備できてないよー

美緒:おっけーできた!

香里:じゃあ行きましょう

風山家は車で移動していた。

???:今日が……日だ……

慎太:美緒姉今なんか言った?

美緒:え?なんも言ってないけど

慎太:気のせいか

颯太:もう着くぞー

スタッフが目の前にいた。

※スタッフはSTFと表記する

STF:ようこそ皆様登山しますでしょうか?

香里:登山です

STF:承知しました。では同意書に記入を

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

吹雪が強い場合は小屋が設置されていますのでご利用ください。

遭難したらレーダーを頼りにすること


死亡事故が起きても一切の責任をとりません。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

颯太:随分と物騒な注意事項をするな……

美緒:死亡事故が起きたことはあるんですか?

STF:まだありませんよこちらもしっかりと対処はしていますので。

STF:それでは行ってらっしゃいませ……小声で、まぁ事故は起きてるがこれも金のためだ……

慎太:なあ、もう疲れたんだけど

美緒:相変わらずたるんでるわね!その根性叩き直せるといいわね

???:お前らが憎いぞ……

慎太:やっぱなんか言ったか?

美緒:ち、ちょっと意味わかんないこと言わんでよね!

香里:ちょっとー雪山に来てまで喧嘩しないでよねー

慎太:はいはーい

颯太:ちょっと吹雪が強まってきてないか……?

香里:そうねー近くに小屋があるって同意書の注意事項で書いてあったわよー

慎太:じゃあまずはそこを目指そう

美緒:そうね

しばらく雪道を歩いていただが視界はだんだん白くなって前が見えなくなる。

慎太:これちょっとヤバいんじゃ?

颯太:見えたぞ!

香里:本当だ!

小屋に入る

慎太:うわぁ〜めっちゃ豪華じゃん

美緒:この快適さならよく眠れそうだわ!

颯太:もうこれ小屋じゃなくて木造の家って言えるレベルですごいぞ

香里:まぁ1晩過ごせそうで何よりだわ!

一家は雑談を交えながら夜が来るのを待っていた

颯太:食べるものなくないか?そういえば

香里:あるわよ〜非常食しかないけど

慎太:よっしゃーめっちゃ腹減ったー

時は流れ夜中に

美緒:私もう寝るわねー

颯太:おやすみー

慎太おすやみー

香里:早いわね

〜数分後〜

家族は全員寝た。慎太も寝ることにした。

翌日

美緒:キャァァァァー!

慎太:どうした美……お、え?

香里:キャァァァァど、どうなってるのよ!

そこには血まみれの床に倒れ込む父、風山颯太がいた

慎太:父さん……泣

小屋中にはむせかえるような血の匂いが漂っている……

寝ている時になぜ気づかなかったのだろうか……

香里:す、スタッフ呼んでくるわね

慎太は、ふと昨日何をしていたかを思い出していた。

慎太:確か俺が最後に寝て、で1回深夜起きて……そっから記憶が無いぞ?

美緒は膝をつけて泣きじゃくっていた

慎太:ま、まさか……お……俺か?でもありえない……

美緒:絶対スタッフだ!!!昨日怪しかった!そうじゃなきゃ有り得ないわよ!!泣

香里:ここです!!!

STF:は、はぁっ!?た、直ちに救急隊を呼びます!!

〜数時間後〜 ※救急隊をKKTと表記する

KKT:血が黒く固まってる……おそらく息を引き取ってから数時間は経っている……

警察:刺し後があります。何者かが約刃渡り18cmの刃物で刺したに違いないでしょう……

警察:風山颯太さんを殺害できるのは可能性としては、香里さん、慎太さん、美緒さん、スタッフさんの誰かだと……

美緒:スタッフじゃないの!?昨日から怪しいのよ!

STF:は、はぁ?ふざけないでくださいよ!私がこんなことできるはずが……

警察:美緒さんそう断定した理由とか聞いてもよろしいですか?

美緒:目付きが少し怖かったのよ……私たちが登山しようとしたところ後ろを向いたらすごく笑っていたの

警察:それは本当ですか……?

STF:まぁ笑ったのは事実ですよ。売上が上がったから……

警察2:近くに血の着いた家庭用包丁が落ちていて、包丁に指紋が付いていました!

警察:わかった調べてくれ!

警察2:了解しました

慎太:ふざけんなよ?

美緒:し、慎太?

慎太:おい美緒姉俺はあんたを救っただけだ

美緒:どういうことよ……!

慎太:お前父さんのこと嫌いだったよな……?

美緒:その口調……まさか航太兄さん?

慎太?:あぁその通り

航太とは慎太が生まれる少し前、不慮の事故でなくなってしまった青年だ

慎太:あれ?俺……何して……

警察:指紋を調べるまでも無くなったな

慎太:調べてくださいよ!

警察:もう犯人は断定できましたよ、あなたです!風山慎太!

慎太:やっぱりか……俺は二重人格なんだな……薄々わかってた幻聴が聞こえるのも気のせいじゃなかった……

香里:慎太……

警察:朝7時42分現行犯逮捕

美緒:慎太……なんでなの……

慎太: ……ごめんね言えてなくて……まぁもういなくなるけどね

美緒:どういうこと……泣

慎太:知らない間に手に血が付いてたなぁ 寝てる時に引っ掻いたかなぁ もしくは 返り血浴びちゃったかなぁw

その瞬間吹雪が止む

あれだけ騒がしかった雪山が嘘みたいに静まり返る

ーーなのに

"俺"の声だけがまだ消えてなかった。




           声の居場所__FIN

最後まで読んでいただきありがとうございます

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