合格通知
「ふぅ~…」
俺の名前は桑城 雄太
今年、四月から高校生になるのだが…
「これからどうするかなぁ…」
落ちた
俺は数ある公立高校の中でも底辺極めた学校に落ちた
特別頭がいいわけでもないが、まさか落ちるとは思ってなかった
だって試験でうとうとして気づいたら終わってただけなのに!!
え?落ちて当たり前だって?
試験ってそういうもんなの?
まぁ何はともあれ落ちたからには働くしかないのか…
でもなぁ…
いやだなぁ…
なぜかってめんどくさいじゃん
「マジでどうしようかなぁ…」
ちなみに今俺は風呂に入ってる
やっぱ風呂はいいよね!!
のんびりくつろげるし
でもそろそろあがらないとな
俺は風呂から出て居間に入った
ちなみに今親はいない二人で旅行に行ってしまった
こんな時期に旅行とかなに考えてるんだか
「ん?」
そんなことを考えているとテーブルの上に封筒がおいてあるのに気づいた
どうやら俺宛らしい
中を見てみると合格通知とか書いてある
誰かのイタズラか?
とりあえず読んでみる
『合格通知
あなたは、本校【聖魔術学園】に
合格したことを通知いたします。
本校は、優秀な魔術師を育成する
ことに、力を入れております。
近々おむかいにあがりますので、
お待ちください。
聖魔術学園理事長 クレア』
ずいぶん手のこんだイタズラだな。魔術学園とかマンガじゃないんだからさ
しかもクレアとか誰だし
ん?ちょっと待てよ…
なんでこれがテーブルの上にあったんだ?風呂入る前はなかったよなぁ
ポストに入ってるんだったらまだ分かるけど…
誰かが勝手に家に入ったのか?
でも鍵閉めたしなぁ…
案外魔術って存在するかもな
俺はとりあえずどうしようもないので今日は寝ることにする
「ま、なるようになるか」
そういって俺は就寝した…