海色に溶ける
掲載日:2025/07/11
何となくでもいいじゃない
気の向くままに道を選ぶ
誰も知らない路地裏へ
一人ふらふら 心ゆらゆら
津々浦々 風は旅をする
花はふわふわ 木々がゆらゆら
鼻歌混じりに白い線をなぞる
猫の集会を横切って
横断歩道を通りすぎて
細い道を抜けた先で
白む波と群青の空
潮の香りがした
ねぇ この瞬間
青の彼方に何があるのか
見えた気がしたよ
気の向くまま 風の吹くままに
流れるクラゲのように
砂が舞って
青の世界へ駆け出した
一面の青と混ざり合う僕は
きっと自分を照らす太陽を探してる
ときめきと踊る心の色は
海色と溶けゆく




