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TS転生ロリ巨乳美少女巫女の奮闘

作者: ナオ

 「これにて帰りの会を終わります。起立!気を付け!礼!」

「「「「「先生さようなら。皆さんさようなら。」」」」」 


「皆さん、今日もお疲れ様。明日も元気に登校してね。」

担任の先生が言う。


 先の号令は級長である私事、宮崎市立『天野岩戸小学校』5年4組衣笠葵きぬがさあおい11歳。

市内でも有名な神社の双子である。

双子のもう一人は弟で名前は『衣笠進きぬがさすすむ』と言う。クラスは5年5組。


 時に昭和60年私達は第二次ベビーブームのピーク時に出生した。

私の通う小学校は俗に言うマンモス校で1学年10クラス有り、各クラスの生徒数は42、3人在籍している。


 容姿端麗で漆黒の黒髪に黒い瞳。つるつるのなめらかな色白な肌で俗に言うムダ毛は一切生えていない。

特徴的なのは、小学3年生の時に身長130㎝になって以来伸びていない。

だが、3年生の夏場頃から徐々に膨らみ始めた胸部は5年生の秋の段階でFカップまで成長した。

胴周りや、お尻のサイズは平均値を維持している。


 誰もがうらやむロリ巨乳美少女と言って差し支えなかった。

こんな私だが実は・・・、前世は男性で俗に言うTS転生して女の子に生まれ変わって11年もの歳月が過ぎた。


 実家は神社なので夏祭りの時には弟も一緒に手伝いに参加している。

私は巫女装束に着替えて舞台で弟を含めた他の子供達と演舞をする。

舞台上を行ったり来たりして演舞の中で私は巫女舞を披露していた。


 時折聴こえる歓声に私を含め演舞している子供達は高揚してくる。

しばらくして演舞が終わり、私達は舞台から退場する。

その時、観客の方々から盛大な拍手をいただいた。 

大盛況に夏祭りが終わった。

 

 学校での体育の授業では体操服とブルマとハチマキをして頑張った。

5年生になると、ブラジャーを購入する女子児童がちらほらいて私もその一員の一人だった。

小学生高学年になると異性を意識しだす頃。

私の事をちらっ!ちらっ!と見てくる視線をたびたび感じた。


 無駄なぜい肉の無い脚線美を見せつけていた。

それらはプールの授業でも感じられた。

学校指定のスクール水着とスイミングキャップを着用してプールに浸かっていた。

小学校では男女一緒に体育の授業を行うので身体のラインがはっきりと分かるスクール水着の胸部は盛り上がっていた。

その光景を見ていた男子も盛り上がっていたらしい。


 『男子諸君。気持ちはわかるぞ・・・。気持ちはわかるがやめて欲しい。』

前世の私なら自分で言うのもあれだが、絶世の美少女の水着姿、ブルマ姿を目に焼き付けたいと願うと思う。

しかし、見る側と見られる側ではこんなに意識の差が有ったなんてな・・・。

前世の時のクラスメイトの女子達も同じ気持ちだったんだろうかな・・・?


 正月三が日となり、実家の神社の手伝いをした。

祈祷室で巫女舞を踊ったり、おみくじや縁起物販売の手伝いをした。

途中、商品の補充をしたりして何とか大盛況な中、三が日を乗り切った。

まさに奮闘していた。


 月日は流れて、6年生になりそして中学校に進学した。

宮崎市立『天野岩戸中学校』に進学して、制服はセーラー服、下着の色はシンプルなデザインの白色と校則で決まっていたが、私は小学校の頃から白色を愛用しており、なんら問題なかった。


 私達の小学校の校下が主体となり、3つの小学校の生徒達が中学校に進学してきた。

まさにマンモス校と昔から言われており、1学年20クラス有った。

プレハブ校舎も有り、まさにぎゅうぎゅう詰め状態と言っても過言ではなかった。


 私の事を知らない人はいないで有ろうかと思うくらい、有名であった。

さすがは地元に昔からある神社の子供と言うべきか。

それとも私のロリ巨乳美少女ぶりと言うか。

まさに私の一挙手一投足が見守られていた。


 中学校に入学して学業、部活動に専念して高校、大学と進学していく事になるだろう。

この先も頑張らないと・・・。


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