表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
極紅彩宝石箱  作者: 泉柳ミカサ
930/946

第二の棲家

毛利さかえ

「高嶋さんがもう勇退ですか」

高嶋英彦

「お先に失礼」

毛利さかえ

「第二の人生どうされるんです?」

高嶋英彦

「妻とともに移住を考えててな」

毛利さかえ

「移住ですか、いいですね。移住先、どこです?」

高嶋英彦

「グレートバリアリーフだ」

毛利さかえ

「マジっすか、いいですね」

高嶋英彦

「妻も俺ももう歳だからな、余生をゆっくりしようって話になったんだ」

毛利さかえ

「羨ましい限りです。毎日、海見えるだなんて、お洒落過ぎます」

高嶋英彦 

「海? 見えるのは普通の街並みだぞ。まぁ、施設はそこそこ値が張るが」

毛利さかえ

「街並み? 施設?」

高嶋英彦

「あぁ、高級老人ホームだ」




毛利さかえ

「いや、グレートバリアフリーっ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ