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ふけたい女
エイジカウンセラー
「いらっしゃい、お名前は?」
片山舞子
「片山舞子です」
エイジカウンセラー
「舞子ちゃん、会社勤めなのね。で、今日はどうしたのかしら」
片山舞子
「同じ会社の人に恋をしたんです。でも、その人20歳も年上で、童顔の私なんて見向きもしないで……だから先生、ふける薬、オールドトキシンを処方してください」
エイジカウンセラー
「舞子ちゃん、焦っちゃダメ。舞子が愛さえを込めれば、振り向かない男なんていないんだから。ほら、OLに愛を込めればOLDになるでしょう」
片山舞子
「OILでしょ、先生ふざけないでくださいっ」
エイジカウンセラー
「あら、火に油注いじゃったかしら。でも舞子ちゃん、油でもいいんじゃない?」
片山舞子
「え?」
エイジカウンセラー
「油もオ(老)イルってね。焦っちゃダメ。愛こそ潤滑油よ」




