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極紅彩宝石箱  作者: 泉柳ミカサ
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ボツ作品

青山純也

「ああぁ、小説家も楽じゃねぇな」

凪村飛鳥

「どうしたの?」

青山純也

「小説家なんて売れなきゃ二束三文だ。どっか楽して稼げる一石二鳥な仕事ねぇかな。そうしたら、七転八倒でボロボロな五臓六腑も癒やされて四苦八苦しなくて済むのに。でも、そんなこと言ってたら編集長に十中八九こう言われるんだ」

凪村飛鳥

「なんて?」

青山純也

「四の五の言ってる暇があれば、早く書けって」



編集長

「ボツ」

泉柳ミカサ

「何でですか」

編集長

「面白くないからだ」

泉柳ミカサ

「どこがです?」




編集長

「一から十まで言わなきゃ、わからんか」


泉柳ミカサ

「でも、一から十揃ってますよ」

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