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極紅彩宝石箱  作者: 泉柳ミカサ
832/945

闇バイト

浦賀均

「あれ? 最近、縄村見ないな」

築野竜一

「バイトだってさ」

浦賀均

「へぇ、あんなめんどくさがりでも探すと見つかるもんだな」

築野竜一

「踊るだけで日給50万だって」

浦賀均

「50万?! 完全に闇バイトだろ」

築野竜一

「いや、ちゃんとしたバイトだよ。ただ、雨乞い問題の逆なだけ」

浦賀均

「雨乞い問題?」

築野竜一

「ほら、あるだろ。とある民族で雨乞いをすると必ず雨が降るのはなぜってやつ」

浦賀均

「え、雨が降るまで雨乞いするとか?」

築野竜一

「うん。で、その逆」




浦賀均

「止みバイトっ!!」

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