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極紅彩宝石箱  作者: 泉柳ミカサ
799/945

逆襲

藍沢瑠美

「恵子、ホントにごめん。まさか、恵子の彼氏って知らなくて」

逆井恵子

「瑠美は悪くないよ。悪いのはすべてアイツなんだから」

藍沢瑠美

「ありがとう、私たちこれからも友達でいれるよね」

逆井恵子

「やめてよ、当たり前に決まってるじゃん」

藍沢瑠美

「だよね、良かった。恵子とはずっと仲良くいたいから」

逆井恵子

「照れるなぁ、そんなこと言われると」

藍沢瑠美

「ホントにホントだから」

逆井恵子

「知ってる、瑠美はそういう子だもんね」

藍沢瑠美

「そうかな」

逆井恵子

「ろくでもないもん」

藍沢瑠美

「え?」

逆井恵子

「ここまで言って気づかない? 頭、使わないと」




藍沢瑠美

()()()ろこ?」

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