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極紅彩宝石箱  作者: 泉柳ミカサ
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折りたたみ

山家亜連

「よぉ、お待たせ」

株本夕香

「遅いって。あ、それ電動スケートボード? 最近、よく見るよね」

山家亜連

「便利だぜ。折りたたみ式だし。そういうお前はチャリか」

株本夕香

「うん。これも折りたたみなんだけどね」

麻賀貴教

「ごめん、遅くなった」

山家亜連

「おせぇよ。お前、まさか徒歩か」

麻賀貴教

「んなわけないだろ」

株本夕香

「もしかして、手に持ってんの折りたたみ自転車?」





麻賀貴教

「ううん、折りたたみトゥクトゥク」


山家・株本

「「折りたたみトゥクトゥクっ?!」」

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