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極紅彩宝石箱  作者: 泉柳ミカサ
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夏休みの宿題

大住琉樹

「えーん、ママ宿題終わらないよ」

大住千佳穂

「だから、あれほど計画立ててやりなさいって言ったでしょ。で、何が終わってないの?」

大住琉樹

「工作だよ」

大住千佳穂

「工作か……じゃあ、全国周遊記でも書いたら?」

大住琉樹

「今じゃ間に合わないよ」

大住千佳穂

「別に本当に回る必要ないでしょ」

大住琉樹

「でも、信憑性的にどうかな」

大住千佳穂

「なら、最近出来たキットにいったら? あそこのアンテナショップなら全国揃うでしょ」




大住琉樹

「なるほど、アリバイ工作ってか」

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