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極紅彩宝石箱  作者: 泉柳ミカサ
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逆ドッキリ

飯塚亘

「ぉはようござぃますぅ、こちらが人気アイドルの華咲藍那ちゃんのお部屋になります。ただいま、夜中の二時五十分です。では、こちらの合鍵で入りましょう」


飯塚亘

「部屋は綺麗ですね。あ、カバンがあります。さっそくチェックです。えぇ、財布とコスメに文庫本、これは何のノートでしょう……うわぁ、見てください自作のポエム……これはサムいですね笑。じゃあ、あとはこれをこうして、起こさず出ましょう」


翌朝


飯塚亘

「いかがでした? ドッキリは」

華咲藍那

「はい? 何かありました?」

飯塚亘

「逆ドッキリですよ。ほら、これ」




飯塚亘

「リキッド、逆だったでしょ」


華咲藍那

「わかるかいっ」

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