表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
極紅彩宝石箱  作者: 泉柳ミカサ
719/945

お盆

伊武万穂

「もうお盆か、迎え火しないと」

佐波紳平

「そういえばお盆でキュウリとナスでご先祖様迎えるだろ。あれ、何でキュウリとナスだと思う?」

伊武万穂

「知らない」

佐波紳平

「あれは行き帰りで使い分けてんだ。あの世からこっちに来るのがキュウリ、向こうへ帰るときにナスって具合」

伊武万穂

「だから、どうしてその二つなの」

佐波紳平

「一種の言葉遊びだよ。向こうから見て故郷、郷里だからキュウリ。ナスは仏教の用語であの世を意味する那厨から来てんだ」

伊武万穂

「へぇー、知らなかった。勉強になるわー」




佐波紳平

「確かに勉強になるわな。ホントの話なら」


伊武万穂

「おい、ボンクラっ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ