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極紅彩宝石箱  作者: 泉柳ミカサ
712/945

近未来甲子園

203X年


大葉彌勒

「これですべて出揃ったか」

田越牧次

「まさか連合チームが優勝とはな」 

大葉彌勒

「そういう時代なんだよ。養護学校だって準々まで進んでるしな」

田越牧次

「あれ惜しかったな。タイブレークの末でだろ」

大葉彌勒

「そうそう。タイブレーク六回裏で逆転負けだよ」

田越牧次

「まぁ、ピッチャー不足だな」

大葉彌勒

「球数制限が30球だからキツイよな」

田越牧次

「何はともはれ、甲子園楽しみだ」

大葉彌勒

「あれ、連合チームってどこ代表だったっけ?」




田越牧次

「西鳥取だろ」

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