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極紅彩宝石箱  作者: 泉柳ミカサ
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プラス思考

コンビニにて


青木雅也

「いらっしゃいませ」

オッサン

「37番」

青木誠也

「かしこまりました。こちら、年齢確認ボタンお願いします」

オッサン

「あん? 見たらわかるやろがっ」

青木誠也

「すみません、ルールですので」

オッサン

「知るか、んなもん」

青木誠也

「ルールですので」

オッサン

「ったく、融通利かんのう。これやから、最近の若いもんは」

青木誠也

「アリガトウゴザイマス」

青木誠也

《ったく、めんどくせぇ。いい大人がグチグチ、マイナス発言するなよな》



青木誠也

「いらっしゃいませ」

オバサン

「42番、お願いね」

青木誠也

「かしこまりました。では、年齢確認ボタンお願いします」

オバサン

「あっらぁ、そんなに若く見えるかしら」

青木誠也

「年齢確認ボタンを……」

オバサン

「どこ? どの辺が未成年に見える? 肌? やっぱ肌かしら」

青木誠也

「年齢確認ボタンを……」

オバサン

「まぁね、これでも毎日保湿の手入れはかかさずやってるからね。あ、もしかして髪質もかしら。やだわ、童顔童顔って言われてきたけど、まだ若く見えるのねぇ」




青木誠也

《プラス思考も考えようだな……》

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