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極紅彩宝石箱  作者: 泉柳ミカサ
688/944

青二才

居酒屋にて


里井満輝

「おぉ、彼女なかなか可愛いじゃん」

山本旬

「でも、完璧過ぎて俺にはちょっと荷が重いよ」

里井満輝

「何ひよってんだよ、荷なんて気にすんな。それにそろそろ、誕生日なんだろ。プレゼント、決まったか」

山本旬

「うーん……やっぱ、カバンとかネックレスなのかなぁ」

里井満輝

「かぁー、これだから青二才は。女喜ぶプレゼントなんて、昔から一択なんだよ」

山本旬

「え、何なの?」

里井満輝

「これに決まってんだろ、青二才」




山本旬

「アオザイっ?!」

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