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極紅彩宝石箱  作者: 泉柳ミカサ
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告白の返事

渋谷にて


君沢清雅

「初めて会ったときから好きでした、僕と付き合ってください」

木村楓

「……今、時間ある?」

君沢清雅

「あ、うん」

木村楓

「来てほしい場所があるの」

君沢清雅

「わかった、どこ?」

木村楓

「まずは渋谷駅」


アナウンス

《次は品川、品川》


木村楓

「こっちこっち、新幹線乗り換え」

君沢清雅

「え、新幹線?」


アナウンス

《次は岡山、岡山》


木村楓

「こっちこっち、南風11号に乗り換えるよ」

君沢清雅

「え、いったいどこに行くの」

木村楓

「高知」

君沢清雅

「は? 高知?」



君沢清雅

「ちょっと、いつになったら着くんだ?」

木村楓

「次で終わり、次の駅」




アナウンス

《次は御免、御免》


君沢清雅

「いや、すっと言えっ」

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