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極紅彩宝石箱  作者: 泉柳ミカサ
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リアクション

芸能インタビュアー

「つい先日、大物芸人である下鳥虎夫さんが亡くなりましたが、マネージャーの麩さんはどうお考えですか?」

()加代美(かよみ)マネージャー

「テレビでは体張ってリアクションして笑われてる明るい人に見えるでしょうけど、あの人はね、見かけによらず考え症なところがあるから……」

芸能インタビュアー

「それ故に?」

麩加代美

「えぇ、でも決め手はBPOじゃないかしら」

芸能インタビュアー

「BPO?」

麩加代美

「ほら、放送倫理のやつ。あれで痛みを伴う笑いがかなり問題視されちゃってるでしょ。それで、自分の生業に疑問を持っちゃったんだと思う。これまでそれ一本でやってきた謂わば誇り、その誇りそのものを否定されたもんでしょう……」

芸能インタビュアー

「なるほど……」

麩加代美

「これでどうなるか、ね」

芸能インタビュアー

「え?」




麩加代美

「わからない? 今こそ私たちのリアクションが試されてるのよ」

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