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極紅彩宝石箱  作者: 泉柳ミカサ
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タマゴの卵の玉子

多摩五郎

「君が面接の子だね、ウチ何の会社かわかってる?」

玉子

「はい。生タマゴかゆでタマゴか見分ける会社です」

多摩五郎

「あぁそうだ、鼻で嗤う者もいるが、一朝一夕で出来る技じゃあない。いわば職人技だ。さて、君にはまずその職人の卵になってもらうが、その資格があるかな。履歴書は持ってきた?」

玉子

「はいっ」

多摩五郎

「どれどれ……ほういい会社に勤めていたそうだ。でその後、ツブヤイッターを起業。権利を移し、宇宙飛行士、心臓外科医、内閣総理大臣、海上保安隊、重量上げ世界新、落語家、芥川賞受賞、ビルボードランクイン、電子レンジ発明……」

玉子

「経歴、どうです? 職人の卵になれますでしょうか」




多摩五郎

「エッグっ」

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