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極紅彩宝石箱  作者: 泉柳ミカサ
611/945

売電大名

居酒屋にて


青垣凌平

「いやぁ、売電はサイコーだな」

椿原央季

「売電?」

青垣凌平

「太陽パネルで蓄えた電気を売ることだよ。これほど健全な不労所得ないぜ。マジ、おすすめ」

椿原央季

「へぇ」

青垣凌平

「普通は屋根だけだけど、俺までくれば外壁やドア、窓まで太陽パネルだからボロ儲け」

椿原央季

「マジかっ、なんぼぐらい」

青垣凌平

「軽く、月200万かな。もうこれ一本で生計立ててるわ。マジ、売電様様?笑」




椿原央季

「ヨッ、大統領っ」

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