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極紅彩宝石箱  作者: 泉柳ミカサ
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小樋のおつかい

尾藤滋紀

「おい、小樋。コーヒーだ。コーヒー。まったく気が利かねぇな。あーん? いつものに決まってんだろ。お前のせいで糖分不足してんだよ、早く持ってこいっ」


武藤優子

「ねぇ〜小樋ちゃん、コーヒー買ってきてぇ〜。濃さ? 何でもいいよぉ、小樋ちゃんの好きなので。でもまぁ、普通が嬉しいぃかなぁ〜」


加藤晋一

「なぁ小樋、コーヒー買ってきてくれないか。あ、砂糖抜きで頼むわ」



豆田山雄

「おっ、小樋パシリか」

小樋常次

「はい、ちょっとおつかいです」





小樋常次

「無糖の尾藤が加糖、加糖の武藤が尾藤、微糖の加藤が無糖です」


豆田山雄

「大変だな……笑」

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