539/945
殺しのチョコレート
堂安刑事
「被害者の名前は京野紫音17歳。死因は青酸系の毒物による中毒死。恐らくこのチョコレートに毒が盛られてたと思います」
衛藤刑事
「ガイシャ、えらくイケメンだな」
堂安刑事
「ですね。てことは、これは本命チョコですかね。この贈り主さえわかれば万事解決なんですが」
衛藤刑事
「いや、わかるぞ。それにこれは本命チョコじゃない」
堂安刑事
「え、どういうことです?」
衛藤刑事
「呪いチョコだ」
堂安刑事
「?」
衛藤刑事
「自分の爪や皮膚、髪の毛を入れたチョコレートだ」
堂安刑事
「うげげ」




