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極紅彩宝石箱  作者: 泉柳ミカサ
535/945

星座

佐倉瑠美

「綺麗、星がいっぱい」

菅原健史

「だろ、冬の夜空もいいもんだろ」

佐倉瑠美

「そうね、健史さん。ねぇ、あの星は何?」

菅原健史

「あの辺りはオリオン座だな。で、あっちが牡牛座。その下がおおいぬ座だな」

佐倉瑠美

「さすが、健史さん。健史さんとこんな綺麗な夜空見えて、私幸せ」

菅原健史

「俺もだよ、瑠美」



二ヶ月後


菅原健史

「瑠美はまだ見つからないんですか」

刑事

「見つかったのは見つかったんですが……」

菅原健史

「はっきりしてください。僕たちは星座浮かぶ夜空の下、愛を誓ったんだ。だからこそ、お義母さんの入院代も振り込んだし、お爺さんの手術代だって……瑠美は僕にとっての一番星なんだ」



刑事

「見つかったのは、架空口座でした」

菅原健史

「え、」

刑事

「しかし、我々も必ず瑠美(ホシ)を見つけ出します」

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