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極紅彩宝石箱  作者: 泉柳ミカサ
463/944

米と米

羽尻将馬

屋久(やく)島沖でアメリカ軍の輸送機、墜落したみたいだな。風もなかったのになんでだろ」

加護高次

「だな。そういえば風の噂で聞いたが、ウチのアメフト廃部かもしれないんだって?」

羽尻将馬

「みたいだな。まぁ、悪質タックルの上に(やく)じゃあ、取り付く島もないわな」

加護高次

「馬鹿いえ、何が悪質タックルだ。強い押しって言うんだ。あの押しの強い戦法が醍醐味なんだよ。それがもうライスボウルで見れないなんて」




羽尻将馬

「オスプレイ、堕ちたもんだな」

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