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極紅彩宝石箱  作者: 泉柳ミカサ
453/945

レストラン 2

レストランにて


栗山寅彦

「いやぁ、美味しかった。たまにはいつもとは違うレストランもいいな。すみません」

ウエイトレス

「はい、いかがいたしましたか」

栗山寅彦

「お料理、スゴい美味しかったです。今まで一番かも。シェフにもお礼を伝えたいのですが」

ウエイトレス

「ありがとうございます。少々、お待ちください」


五十嵐晶

「お待たせいたしました、シェフの五十嵐です」

栗山寅彦

「い、五十嵐っ、」

五十嵐晶

「久しぶりだな、栗山。まさかここでまた会うとはな」

栗山寅彦

「お前、まさか〈再会〉と〈再開〉かけてる?」

五十嵐晶

「あ、バレた? 笑 いやぁ、さすが栗山。で、今まで食べた料理の中で一番旨かったって?」




栗山寅彦

「いや、最下位だわ」

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