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極紅彩宝石箱  作者: 泉柳ミカサ
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二者択一

福森

「そろそろ寝るかな。何か、テレビやってるかな」


三神博志

「さぁ、《あなたも二者択一》もいよいよ大詰め。答えはAのイカか、Bのタコか。これが正解なら、1000万円。1000万か、0か……では、挑戦者のアサミ・マサシカップル、答えをどうぞ」


福森

「クイズ番組か」


アサミ・マサシ

「「Bのタコっ」」


三神博志

「残念、正解はAのタコでした」



福森

「あら、Aか」


三神博志

「さぁ、お金は没収。そして代償として、死んでもらいます」

マサシ

「は? そんなの聞いてねぇぞ」

三神博志

「そりゃあそうでしょう。この番組は二者択一です、金か命かその二択なんです」

アサミ

「そんな……」

三神博志

「ただご安心を、死ぬのは一人です。アサミかマサシか。まさに二者択一」

マサシ

「なら、俺が死ぬ。アサミは死んでも俺が守る」




三神博志

「素晴らしい。ですが、選ぶのは視聴者のみなさまです。なんせ《あなたも二者択一》ですから。では、お手元のリモコンのdボタンを……死ぬのはアサミか、それともマサシか」

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