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極紅彩宝石箱  作者: 泉柳ミカサ
432/945

押してダメなら引いてみな

斉木光哉

「はぁ……」

熊崎琉

「どうしたんだよ、溜め息なんかついて」

斉木光哉

「俺、今めっちゃ好きな子がいるんだけど、ガンガンアプローチしても上手く躱されてる気がするんだよな」

熊崎琉

「アプローチって、どんなん?」

斉木光哉

「普通にプレゼントとか、ボディタッチとか」

熊崎琉

「それで彼女は?」

斉木光哉

「笑いながら、はいはいって」

熊崎琉

「うーん、微妙だな。そういうときは一旦、引いたら?」

斉木光哉

「どうゆうこと?」

熊崎琉

「よく言うだろ。押してダメなら引いてみなって」



一ヶ月


熊崎琉

「よぉ、あれから恋路はどうなった?」

斉木光哉

「ダメだったよ」

熊崎琉

「あちゃー」

斉木光哉

「まぁ、死んじゃったら仕方ないよね」

熊崎琉

「え?」




斉木光哉

「言ってたじゃん、推してダメなら轢いてみなって」

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