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極紅彩宝石箱  作者: 泉柳ミカサ
43/944

相乗りタクシー

運転手

「ご予約の井上様ですね。本日は宜しくお願いします」

井上

「いや、そんなことより何で先客が3人もいるんです?」

運転手

「本タクシーは相乗りタクシーですから、予約された行き先の近いお客様を乗せているんです。多少窮屈でしょうが、ご容赦ください。その分、料金は大幅に割引かさせていただきますので」

井上

「はぁ、なら構いませんが……ちなみに皆さん、どこまで行くんです?」





客A    客B     客C

「北京」 「ベルリン」「ダブリン」


井上

「いや、PUFFYかっ」

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