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ハチ キュウ
屋久杉公美子
「昨日、8月9日は長崎に原爆が投下された日です。この原爆により、約(89)20万人もの尊い命が奪われました。二次被害を含めると、その数は計り知れません。原爆は野原を焼く(89)だけでなく、多くの人の記憶に焼き付けました。また、野原が焼けたせいで食べるものは無くなり、その日を生き抜くだけでも四苦八苦(89)でした。しかし、いえ、だからこそ今ある命を大事にしようと思ったのです。それはこれらの手記を見れば明々白々(8989)でしょう。辛くても生き抜く。それが彼ら彼女らの約(89)束でした。その遺伝子が本日、少し実ったようです」
屋久杉公美子
「白球(89)を追える幸せを噛みしめ、我ら長崎県勢、初戦突破です」




