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極紅彩宝石箱  作者: 泉柳ミカサ
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不幸つづき

戸部佑樹

「なぁ、聞いてくれよ。昨日から不幸つづきでさぁ」

佐々木聖斗

「へぇー、どんなの?」

戸部佑樹

「スマホ充電忘れてたし、それで焦って充電器繋げようとしたらスマホ落として画面バキバキになったし、その修理代もめっちゃがめられたし……」

佐々木聖斗

「なかなかだな」

戸部佑樹

「だろ。しまいには、修理で返事遅れたせいで今夜の花火デートドタキャンだぜ。マジ、ありえん。なんでこんな運ないんだよ」




佐々木聖斗

「青い鳥が飛んでったからだろ」

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