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極紅彩宝石箱  作者: 泉柳ミカサ
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笑い話

小街緋香

「聞いたよ、彼女出来たんだって?」

飛田彰良

「耳が早いな」

小街緋香

「おめでとう。待望の彼女じゃん。どう?」

飛田彰良

「うん、いい子。溌剌としてて、気遣いが凄くてさ、こんな俺を信じて引っ張ってくれる。ホント、勿体ないくらいだよ」

小街緋香

「可愛い?」

飛田彰良

「うーん。まぁ……笑顔はとびっきり可愛いんだけどね……」

小街緋香

「じゃあ、ずっと笑ってられる人生送ってあげなよ」




飛田彰良

「俺、新喜劇観たことないんだよな」


小街緋香

「いや、そうじゃないわっ」

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