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極紅彩宝石箱  作者: 泉柳ミカサ
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クイズ あるなし

三神博史

「さぁ始まりました、《クイズ あるなし》。今夜のクイズは至ってシンプル。たった1問のあるなしクイズに正解するだけ。それでは、今宵の挑戦者はこちら」

井ノ脇翔

「頑張ります」

三神博史

「それでは問題」


授業にあって、講議にない

一般にあって、専問にない

想定外にあって、思う壼にない

鮮明にあって、うるおぼえにない

猪突猛進にあって、二の舞を踏むにない

では、祟拝は?




井ノ脇翔

「なしっ」

三神博史

「理由は?」

井ノ脇翔

「ない方は本当にない言葉。講議は講義。専問は専門。壼は壺だし、うるおぼえじゃなくてうろおぼえ。二の舞は演じる。で、崇拝はあるけど祟拝はないから、答えはなし」

三神博史

「大正解っ」

井ノ脇翔

「やったぁ、これで100万だ」

三神博史

「100万? 何のことです」

井ノ脇翔

「だって、これいつもあんたがしてるクイズ番組でしょ」




三神博史

「いつもの司会は三神博志ですね」

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