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極紅彩宝石箱  作者: 泉柳ミカサ
386/945

あり得る話

5年前


未崎素子

「あれ、今度文ちゃんお遊戯会だっけ。何するの?」

出水千代

「白雪姫」

未崎素子

「あら、いいじゃない。文ちゃんは白雪姫かしら」

出水千代

「まさかぁ、よく分からない木の役Bよ」

未崎素子

「残念。文ちゃん、可愛いのに勿体ない。でもあれでしょ、聞いたんだけど最近は主役何人もいるんでしょ」

出水千代

「そうそう。うちのとこもそうなりそうだった。他の親御さんがこぞってうちの娘を白雪姫にって……」

未崎素子

「アホらしい、端役がいるからこそ物語が成り立つってのに。わかってないんだろうね」

出水千代

「まぁね。でも、このまま行けば、ゆくゆくは白雪姫じゃない論争が生まれるかもよ」

未崎素子

「どゆこと?」




出水千代

「黒雪姫」


未崎素子

「あぁ、あり得る」

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