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極紅彩宝石箱  作者: 泉柳ミカサ
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サクラチル

高級レストランにて


櫻川

「桜は散ってしまいましたが、私が佐倉さんを想う気持ちは変わりません。愛してます」

佐倉

「嬉しい。私もよ、櫻川さん」



佐倉

《まったく、出会系アプリの男はチョロいわね。私がサクラだなんて、微塵も思ってないんだから。早いとこ貢がせて、オサラバよ》


櫻川

《もう少しだ。あと少しで捕まえられる。悪徳業者のドン、佐倉め。この櫻川、桜の代紋に誓ってお前を捕まえてやる》


櫻川・佐倉

《《勝負だ(よ)》》





ウエイター

「お客様、食後に馬刺しデラックスはいかがですか?」



櫻川・佐倉

《《いや、どっか行けっ!!》》

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