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極紅彩宝石箱  作者: 泉柳ミカサ
372/944

万博

石見真央

「7月から食パン、また値上がりだって。食パンもすっかり高級品ね」

十郷直哉

「値上がりっていえば、万博もだな」

石見真央

「万博?」

十郷直哉

「大阪万博の入場券だよ。当初の想定は4800円だったのに6000円に上がったと思えば、今度は8000円に値上げだってさ」

石見真央

「うわぁ、こっちはプラチナチケットだね」

十郷直哉

「そんな品のあるもんじゃねぇよ。これはいよいよ、アゼルバイジャンだな」

石見真央

「アゼルバイジャン?」

十郷直哉

「ほら、万博誘致の際に大阪と競合してた国だよ。このままの調子で値上がりすると、開催を断念してアゼルバイジャンに権利を譲るんだよ」

石見真央

「え、え、う、うそっ! う、うわぁ、楽しみにしてたのに……え、ホント? うわうわぁ、ど、どうしよう」



星田遼太

「おい、石見のやつ何パニクってんだ?」

十郷直哉

「次の万博、アゼルバイジャンになるかもって嘘、真に受けてんだよ」

星田遼太

「マジ?」




星田遼太

「アセル バカジャン」

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