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極紅彩宝石箱  作者: 泉柳ミカサ
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ヤンガール

君沢柚夏

「ねぇ、聞いて私もつい推し活デビュー。ユヨン、マジ眼福だわ」

西倉美智

「いいじゃん、いいじゃん。私も最近、グエラ様に沼っててさ」

君沢柚夏

「グエラ? どんなの?」

西倉美智

「ユヨン様と似たようなもん。マジ、(ハオ)い。常羽ばたいてて、もうホントすこ」

君沢柚夏

「沼り過ぎ、もう限界ヲタクじゃん。グエラ様見せてよ」

西倉美智

「いいよ、ほらこれ」

君沢柚穂

「ん、なんこれ」

西倉美智

「グエラちゃんじゃん。通称、アンハングエラ。白亜紀前期に生きてた恐竜で……」

君沢柚夏

「羽ばたいてるね」

西倉美智 

「まぁ、翼竜類だからね」

君沢柚夏

「歯多いね」

西倉美智

「肉食だからね。そこが好ハオじゃん。てぇてぇ過ぎて、もはやキャパいわ」




君沢柚夏

「( ᐛ//)パァ」

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