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極紅彩宝石箱  作者: 泉柳ミカサ
324/944

肥田主雄

「やー、ベースボールしようぜ」


十郷典雅

「ややややややややや、やややや

ややややややややや、やややや

ややややややややや、やややや

ややややややややや、やややや

ややややややややや、やややや」



肥田主雄

「なにいってんだ、お前」

十郷典雅

「《や》が9。やや、は若干。ややは嫌」

肥田主雄

「それで?」

十郷典雅

「つまり野球はちょっと嫌ってこと」

肥田主雄

「んで」

肥田主雄

「それが5回つまり、誤解たがら野球してもいいよってこと」




肥田主雄

「ややこっ」

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