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極紅彩宝石箱  作者: 泉柳ミカサ
31/944

リップサービス

女将

「失礼いたします。夕飯、お口に合いましたでしょうか」

佐原

「えぇ、とっても美味しかったです」

女将

「それはよろしゅうございました。よろしければ、当宿自慢のリップサービスはご利用なさいますか?」

佐原

「リップサービス、ですか?」

女将

「不躾ではございますが、お見受けしたところ、お客様一人でございますよね。お一人、寂しい夜を過ごされるより、わたくしと一緒に過ごしませんか。女将であるわたくしが、直々にお客様をお口でご奉仕させていただきます」

佐原

「え……ほ、ほ、本当ですか」

女将

「えぇ、若くはございませんが、その分テクニックがございますのでお客様には十分、悦んでいただけると思います」

佐原

「お、お願いします」

女将

「では早速、失礼します」




女将

「えー、これは数年前になるんかな。地下鉄に乗っとったんですよ……」


佐原哲人

「すべらない話っ!?」

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