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極紅彩宝石箱  作者: 泉柳ミカサ
234/944

みどりゲーム

赤松

「なぁ、みどりゲームしようぜ」

三島

「みどりゲーム? なんそれ」

赤松

「やったら、わかるわ。俺が今からいろんな色いっていくから、あとに続いていって。でも、みどりとは絶対いわないで、わかった?」

三島

「あ? あぁ……」

赤松

「赤」

三島

「赤」

赤松

「黒」

三島

「黒」

赤松

「茶色」

三島

「茶色」

赤松

「銀色」

三島

「銀色」

赤松

「黄土色」

三鳥

「黄土色」

赤松

「はい〜、やっぱりな」

三鳥

「は? え、」

赤松

「ん?」

三鳥

「だって……」

赤松

「ん?」

三鳥

「あ、そうゆうことね」

赤松

「ちっ、おもんな。でも、アウトだけどな」

三鳥

「なんでだよ」




赤松

「だって、三鳥(みどり)になってんじゃんか」

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