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極紅彩宝石箱  作者: 泉柳ミカサ
211/945

器用な加古

合コンにて


溝口春夏

「太一くんはどんなAV観てんの?」

加古太一

「俺はAVよりマンガ派かな。やっぱ、3Dより2Dだよな」

溝口春夏

「よくこの場で、それ言えたわね」

加古太一

「どうせ俺はただの人数合わせだし」

溝口春夏

「ふーん、どんなマンガ読むの?」

加古太一

「読むんじゃなくて、描いてんだよ」

溝口春夏

「描く?」

加古太一

「そ、描く。自分の興奮のままに描きながらヌいてんだ。そっちの方が断然気持ちいいだろ」

溝口春夏

「へ、へぇ……」




加古太一

「ま、右手カキ左手コキだわな」

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