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極紅彩宝石箱  作者: 泉柳ミカサ
191/946

高校にて


畠山先生

「じゃあ、次は象山。前に出てこい」

象山加奈子

「はい。私が文化祭に展示する作品はこちらです」

蛍原灯

「ゾウ?」

象山加奈子

「はい、自分の名前にちなんで象にしました。でもただの象ではありません。これはガネーシャです」

蛍原灯

「ガネーシャ?」

象山加奈子

「はい、象は象でも象の神様ガネーシャ。その象は象でも象の神様のガネーシャの像を作りました。その象は象でも創造上の象を想像して像です。どうぞうっ」



畠山先生

騒騒(ゾウゾウ)しいなぁ」

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