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極紅彩宝石箱  作者: 泉柳ミカサ
187/944

焼きもの

店主

「らっしゃい」

「オヤジ、焼きもの適当に」

店主

「あいよっ」

「いやぁ、こんなとこに焼き鳥屋が出来たんだな」

店主

「えぇ、つい先月……良かったら、ご贔屓に。あいよっ焼きもん一丁。左から 

・、?、!、:、;、/、。、()、〔〕、[]、{}、〈〉、《》、「」、『』、【】、‘’、“”」

「何っすか」


店主

約物(やくもん)




泉柳ミカサ

「どうですか?」

編集長

「微妙だな。てか、約物(やくもの)オチにすんなら焼きものじゃなく、焼く物を羅列すべきだろ」

泉柳ミカサ

「難しいっすね」




編集長

「ヤキ回ったんじゃねぇのか笑」

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