表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
極紅彩宝石箱  作者: 泉柳ミカサ
179/945

ビギナー

登丸慎吾

「センパイ、全然釣れねぇっすね」

芳賀敏夫

「当たり前だろ。とくに初心者のお前はな」

登丸慎吾

「でも、ビギナーズラックっていうじゃないですか。もっとバンバン釣れるもんだと思ってました」

芳賀敏夫

「そりやぁ、パチスロの話だろ。釣りは待ってなんぼだ」



5時間後


登丸慎吾

「もう日没、全然っすね」

芳賀敏夫

「まぁ、そういう日もあるさ」

登丸慎吾

「何言ってんすか。センパイは釣れてるじゃないですか。所詮、釣りは経験が物言う世界なんすーーあっ」

芳賀敏夫

「引いてる、引いてる。こりゃあ、かなり大きいぞっ」

登丸慎吾

「来ましたよ、俺のビギナーズラック。最後の最後の大勝負。絶対、モノにしますよぉ」

芳賀敏夫

「魚影が見えた、なんだ。石鯛、いやチヌか」

登丸慎吾

「どおぉりゃあぁぁぁ」




芳賀敏夫

「ーー若葉マーク……」


登丸慎吾

「ツレねぇっすね」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ