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極紅彩宝石箱  作者: 泉柳ミカサ
178/945

9/4

護田大樹

「なぁ、知ってたか。今日って9(く)/4(よー)で供養の日らしいぜ」

喜多川栞

「へぇ、そうなんだ。知らなかった」

護田大輝

「供養っていやぁ、盆過ぎたけど山形ではナスやキュウリの代わりにミニカー吊るすらしいぜ。あの世からの交通手段でミニカーってトンチ効いてるよなぁ」

喜多川栞

「そういえば、大輝、車好きだったね」

護田大輝

「いやあ、今年もお前と会えて嬉しいよ」




郡山久子

「大輝が逝ってもう三年、早いもんね」


喜多川栞

「もうそんなにかぁ、知らなかった」


ーー墓参りにて

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