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極紅彩宝石箱  作者: 泉柳ミカサ
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ハダハヤタ

「うー、痛いよぉ」

ハハ

「あんた、大丈夫?」

ハダハヤタ

「うーー」

ハハ

「まったく、だからあれほどかき氷の食べ過ぎはよしなさいっていったでしょ。それなのにあんたって子は調子乗って……自業自得よ。」

ハダハヤタ

「うー、そんな大声出すなよ。ガンガン響くんだから」

ハハ

「ハハハ、大袈裟よ。じゃあ、買い物いくから留守番お願いね」

ハダハヤタ

「ハイハイ」

 

ぶーぶー


ハダハヤタ

「んだよ、こんな時に。ハイ、どちらさん?」

「ハダ様のお電話でしょうか。ご予約いただいてた八田歯科ですが……」




ハダ

「歯が痛いんで休みます」


「は?」

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