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極紅彩宝石箱  作者: 泉柳ミカサ
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オキニとオキラ

ビーチにて


ナンパ男

「彼女、ひとり? カワイイね」

ビッチ

「そうねんですぅ、ナンパですか?」

ナンパ男

「そんなとこかな。名前は?」

ビッチ

「サヤカで〜す」

ナンパ男

「サヤカちゃん、胸大きいね。ビキニがはち切れそうだ笑」

ビッチ

「そうなんですよぉ、ムダに重くて〜。あ、でもこれすっごいオキニのビキニなんです」

ナンパ男

「え、オキニって?」

ビッチ

「知らないんですかぁ? お気に入りの略ですよ〜」

ナンパ男

「へぇ、その逆とかあるの?」

ビッチ

「え、オキラのこと?」

ナンパ男

「オキラ?」

ビッチ

「おキライの略ですよ〜」

ナンパ男

「初めてきいた。ちなみにサヤカちゃんのオキラは?」

ビッチ

「オクラですね」

ナンパ男

「じゃあ、オキニのビキニでオクラがオキラなんだね」




ビッチ

「あ、でもオキニのビキニで釣るオクラはオキラじゃないですよ♡」

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