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極紅彩宝石箱  作者: 泉柳ミカサ
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ホトトギス論争

織田

「鳴かぬなら殺してしまえ時鳥」

豊臣

「鳴かぬなら鳴かせてみしょう時鳥」

徳川

「鳴かぬなら鳴くまで待とう時鳥」

織田

「ってか、時鳥より霍公鳥のほうが格好良くね」

豊臣

「いや、沓手鳥のほうが趣きがあっていいでしょう」

徳川

「いえ、子規こそ真のホトトギスです」 

織田

「そうか? 真のはホトトギスは郭公だろ」

豊臣

「織田さん、それじゃあ郭公(カッコウ)とだぶっちゃうじゃないですか。それなら断然、不如帰です」

徳川

「不如帰は字面的にどうでしょう。わびさびを考えるなら、杜鵑草のほうがいいんじゃありません?」

織田

「まぁ、杜鵑だろうが杜宇だろうが鳴く前に殺すけどな、ハハハ……」





鳴かぬなら そんなにあるなよ 蜀魂

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