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極紅彩宝石箱  作者: 泉柳ミカサ
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ささいな願い

父ちゃん

「おい、七夕の願い事なにするか決まったか」

半太

「一応、こんな感じかな」

父ちゃん

「なんだよ、それ。そんな願い100パー叶うに決まってるだろ。もっと夢のある願いにしろよ」

半太

「でも、食べ物に困らないのは大事でしょ。それに恵まれた家庭だから、特に願いがないんだよ」

父ちゃん

「そうか。友達とかどうだ? 友達いっぱい出来ますようにって願いも悪くないと思うぜ」

半太

「でも、僕ら転勤族じゃん。出来ても、来年の今ごろ海の外だよ。それに僕たち自身が友達の象徴じゃん」




父ちゃん

「それでもおなかいっぱい笹食べたいって、どうせ明日大量の笹ロス出るんだから……」


半太(ぱんだ)

「これくらいが丁度いいんだよ、父ちゃん」

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