表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
極紅彩宝石箱  作者: 泉柳ミカサ
116/944

英雄

源頼光

「最近、我軍の勢力がいまいちだな。おい金太郎、どこ強い奴とかいないのか」

金太郎

「そうですねぇ、熊吉とかどうです?」

源頼光

「熊吉? お前に相撲で負けたあの熊か。強いのか、アイツ」

金太郎

「えぇ、僕が強すぎただけでモブキャラではありますがあれはあれで結構やりますよ」

源頼光

「そうか。連絡取れるか」

金太郎

「えぇ、少し待っててください……あれ、あれぇ、おっかしいな」

源頼光

「どうした」

金太郎

「何度かけても、繋がらないんですよ。アイツ、番号変えたのかなぁ」



翌々日



熊吉

「もしもし、金太郎さんっすか」

金太郎

「お前、今まで何してたんだよ。何度も連絡したんだぞ」

熊吉

「すみません、何か通信障害とかで……」




金太郎

「モブが英雄(エーユー)気取ってんじゃねぇぞ。お前、機種違うだろ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ