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第四話 「この世界と魔法について」

この世界の魔法について


僕達三人はシャルロットさんと向かいあって

テレビの中のお城で見るような図書館で茶色い椅子に座っている

「それじゃあユイ達にこれからこの地方の勉強会を始めたるわね」

「お願いします」

この世界へ来て一週間、皆でお勉強会を開くことになった

勉強会が開かれる図書室の一部屋はロウソクの火が灯って照らしていた

なにせこの地方についてあまり詳しくないことや

僕達は魔法が普及してない超超ド田舎から来たということも説明した(そういうことにした)

そんな話を聞いたシャルロットさんが勉強会を開いてくれた

僕達はこころよく承諾、今現在に至る

一週間たってないのに勉強という言葉が懐かしく思えちゃうなぁ

「よろしくおねがいします」

「そんなにかしこまらなくていいですよ気楽にいきましょう」

「それじゃあ早速始めましょうか」

こうして勉強会がスカートした


「まずははこの地方の歴史だけど・・・」

大国クロノ神聖国やオーブ王国出来たのはが1000百年前よりずっと昔

それは神話として今に語り継がれてる

ずっと大昔、人々は食料や土地を巡って争いを繰り返していた

この時には、太陽や水を神とする自然信仰を中心とする原始的文明が出来上がっていた

しかし、人間は戦いを止めなかった

地上に舞い降りた神様「ライア」様が人々に語りかけたことで国が出来た慈善事業に取り組んで他国とのの戦争を終結させたことがきっかけらしい

噴火する前に町の人に伝えたり避難を勧めたり

噴火した後も寄付を募って避難民のための物資を集めたり土地を耕し農作物の品種改良を研究したりし

戦争になりそうな両国を説得したり働きかけたらしい

その功績を讃え、意思を汲んでできたのがクロノ神聖国のクロノ聖堂教って感じよ

・・・・・この世界み来て薄々は気づいてたけどやっぱりこの世界は神様ってやつの存在が大きく関係しているんだね

さらにその後大きな長い歴史のなかでは神様の教えに敬けんなクロノ聖堂教と蒸気機関を中心とした文明発展主義者の国である水の国との対立があったりもした

僕達の世界の欧米の宗教や中東の宗教と似た点がある

そしてそれは神が直接現れたという点についてもにでだ

・・・そもそも

この歴史・・・僕らの地球は全くと言っていいほど流れが同じだ

僕たちの地球が古代に途中までは同じ歴史をたどってきたってのもおかしな話だ

これではまるでコピーというか並行世界だったと

ただこの世界は現世より神様の存在の方が大きいという違いというか、中世の世界観だったら当然といえば当然か・・・

だけど、一週間少し街を出歩いて大きく感じたのは魔法という存在の有無だった

世界で違う歴史をたどってきたセカイなんだなぁ

パラレルワールドって言うには、違いすぎるね

今まで話してたシャルロットさんが、急に影を落とす

「そして重要な事が一つこの世界は今は魔族に蹂躙を受け終止刻エンドラインを迎えようとしているわ」

この世界の人たちは終末に怯えていた

この世界の人は、日夜魔族による攻撃を受け

滅亡の危機に瀕していた

そういえば・・・ネインさんも終止刻を止めてほしいと言っていた

そんな時、図書室の扉を叩くノックの音がした


「シャルロット、入るわよ」

シャルロットさんの母親、セーラさんが入室した

「お腹が空いたと思って、お茶とお菓子を持ってきたんだけどお邪魔だったかしらね」

手にはおぼんがあって飲み物を入れたカップを人数分あった

湯気が出ていて、それが温かい飲み物だと分かった

「ありがとうございます、セーラさんちょっと寝そうだったで助かります」

「お前、敬語とか使えたのか」

「当然だろ年上なんだから」

「・・・」

白目で呆れながらゆきむら君を見つめるトパーズさんを横目に

僕は、出された飲み物を手に取り見る

そこにあったのは・・・

「いただきます・・・これって」

僕達は衝撃を隠しきれなかった

茶色い色したスープ!、緑色の海藻わかめ!、四角い白い物体豆腐!

これは間違いない・・・!

間違うことない味噌汁!

この世界にあるんだ・・・!

この世界初の・・・異世界味噌汁・・・!

いただきます!

僕は恐る恐る一口、啜る

二人も続いて飲んでいく、感動した

美味い・・・うますぎる・・・!

「すげー、本物だ」

「俺の地方に無い味だが・・・美味いな」

「おいしいお味噌汁です・・・」

その味は僕達の知る味噌汁だった

「でしょ、このオーブ王国の作られた自慢の味噌よ、それにお母様は作るの上手いの」

この世界に味噌があって味噌汁があるなんてね

しかも美味しすぎて、全部飲んじゃった

しかも、お茶請けのお菓子も僕達の良く知る物だった

お団子だった、白・桃・緑のあのお団子だった

そしてこれも美味しい・・・

そしておやつ休憩からしばらくして、本日のメイン僕達が今一番知りたい、魔法の講義に移っていった

「皆、頑張ってね応援してるからね・・・それと内の娘は人付き合いが苦手だから仲良くしてね、それからそれから・・・」

「はいはいお節介焼きその辺にしておいてね・・・で、次は魔法の原理とか仕組みついての講義ね」

セーラさんがシャルロットさんに押され部屋から強制的に退出させられる

完全に珍しく友達を連れてきた娘と母の有様だった

僕にもあったなそういうの・・・

だめだ・・・今は考えないようしよう


そういえば、僕達の世界にも魔法という言葉自体は存在していたな

キリスト教では神の奇跡だったり、熱帯圏では呪いの力呪術だったり、仏教では法術、日本の神道では妖術って具合に呼ばれる具合に地方で名称が違うけど

「魔法の歴史は1000年以上前に生まれたものと言われてます」

僕は、シャルロットさんの話を紙にきっちりまとめるのと共に、クロノ神聖国の学園使われている教科書の補足説明をなぞっていく

魔法は、自然と精霊この二つに密接な関係がある

この世界の魔法は神様ライアがもっと前の、つまり「神という存在の唯一存在」が現れる前

つまり自然信仰から誕生したものだといわれてる

自然信仰、つまりは日本の八百万の土着神だったりエジプトの太陽神だったりそういうのに似たものが元になっていた

海の水・山の木々、太陽の光が信仰の対象となっていた自然が、精霊を見ることのできた古代人と共生してきたことから精霊から一部の自然の力を操る術を教えてもらったことが始まりといわれまている

そして古代人は魔言というシンプルな言語を通じて精霊とコミュニケーションをとったとされる

「この世界での魔法は精霊との契約をして発動すると言われてるわ」

精霊には火水土風光闇の六大要素の種類がいる

精霊とは自然の意思の集合体みたいなものらしいと一説ではいわれてる

「それぞれが意思があり、それぞれに個性があるけどその魂や思考は共有され同一体の存在と言われてます」

「現在精霊は巫女シャーマン以外は私達の目の見えない存在で、いろんなところにいます」

まわりを見てもよくわからない?といった感じだ、もちろん私も目に見えないものを理解できるわけでわないけど

そういいうとシャルロットさんは一つの観葉植物が置いてある植木鉢を指さす

例えば観葉植物が植えられた植木鉢、こういう所にいると一説では言われてる

「建物が沢山ある人里より自然の中にこそ精霊はいるということですね」

窓際三置かれた植木鉢には乾いてさらさらした土とじょうろから水分を得て生きる植物、それにさわやかな風と暖かい日の光とまさに自然そのものがあった

なるほど・・・つまり精霊とは自然・・・地球そのものということなんだ

「ちょっと前置きが長すぎたかな、本題の魔法の仕組みについて早くやっちゃいましょうか」

「習うより慣れろってね」

「それで魔法の仕組みだけど、まず人が魔法を使うには精霊との契約が必要よ」

「例外には、エルフとか獣人、ドラゴンや飛竜種ワイバーン、蜘蛛種やスライムみたいな魔族に当てはまらない生物、亜人種や魔女の使い魔は精霊との契約なしで一部の魔法を行使できるわよ」

これは亜人種がすでに自然の一部を体に宿してるためと言われてます、スライム亜人種が水属性の体ででき水の魔法を行使できるように、と捕捉されていた

「そういえば、魔族の説明もいるわね」

魔族、それは1000年以上前

ライアより前に現れた存在

普通の動物より遥かに強い力を持ち魔法を使役する個体も存在し

人と同じような容姿と知能を持ち言葉を話す魔族もいるという

未開の北の大地が彼等の支配地とされ

どうやって生まれ済みついたのかも不明

一説には、魔界と呼ばれる別世界からやってきたとか


そして彼等も一枚岩ではなく、魔族にも貴族のような制度が存在しているらしい

制度と言っても力の強い魔族が自動的に支配者と繰り上がってくるようなものらしい

その魔族の支配者達を我々は72柱の魔族と呼んでいる

現在確認されてるだけども、72も強大な魔族がいてそれぞれ土地などを支配して人間と戦争をしている

・・・思ったよりこの世界は危機的な状況にあるということなんだね

ネインさんが言っていた終止刻その最たる原因

さすがに魔族という存在に恐怖を覚えざるをえない

話は戻ってどうやって精霊と契約するのかというと、基本的には魔導書を読むことで契約完了できるらしい

それに対し魔族が魔法を使う場合、精霊を無理やり屈服させ魔法を発現させる

「で魔導書には古代人が精霊の力を借りた時の魔言が翻訳され乗っているのが理由だそうです」

魔導書とは、魔言をクロノ聖堂教が編み出した効率的に魔法を使うための言葉を記した書物で

古代約錠語エンセンテスを用いていて、古代人の魔言を翻訳したクロノ聖堂教によって一般的に広く知れ渡っている

「次に高位の魔法を使う方法なんだけど、それを使うためには精霊に認められなくちゃいけないの」

「その認められ方が厄介でね、精霊にも「好みがあってな・・応用や技術を重視すしたり単純に肉体や魔力量が強ければいいあるいはその人の心の強さを重視している精霊いる」

「まあ、要するに「精霊にはいたずらっ子がいて悪い奴にも良い奴にも平等」に力を与えるの」

シャルロットは苦笑まじりに言う

いたずらっ子って・・・でもまあ、精霊は沢山の個別の存在だからいろんなのがいても不思議ではないということか

「で認められて、その時始めて白紙のページに魔言が浮かび晴れて使えるようになるのよ」

教科書には、魔導書の未収得分の魔言が描かれてるページには精霊が認めていないので白紙にされていると書かれていた

「つまり強い魔法を使うのには魔族みたいに無理矢理服従させるか個人の努力によって精霊に認められるかってとこかな」

魔族には服従させるための闇の魔力を使って魔導書を汚染し、その汚染させた魔導書から強制的に魔言を抽出して使う・・・

「つまり、この世界で魔法を使うのには魔導書をみて精霊と契約しなくちゃならないってことですね」

「その通りよユイ君、しっかり要点を掴んでるわね」

ん・・・?

今君付けで呼ばれたけど・・・なんか違和感が

ま、いっか

シャルロットさんは僕に感心したあと、戸棚から一冊の本を取り出し僕に渡した

「それじゃあ、今から実際にちょっと精霊との契約を実演してみましょう」


習うより慣れよ

確かにその通りだ、実際にやってみるのが一番良い

でもいきなり上手くできるだろうか

「よく見て覚えておいてね、まず周りに魔法陣という魔言の円形文字を書くわよ」

シャルロットさんはそういうとキビキビ地面に厚紙を敷きその上にマジックペンで魔言の書かれた魔法陣を書いていく

その上に立った僕は魔導書の魔言を読み上げいていく

「我自然と共生していき清らかな水を求める、汝契約のもと主が命じる・・・故に契りを結ばんとす・・・開錠レ・リーズ

僕は心を澄まし目を閉じて、両手をひろげる

魔言を唱えた僕の周りには、魔法陣からまるで蛍のような水色の魔力の光が多々現れては僕の中に入ってははじけていく

やがて出現したすべての魔力光が僕の中に入っていって、契約の儀は終了した

僕も二人もその幻想的な雰囲気に魅了されていた

「わあ、・・・きれい」

「っと・・・こんな感じで契約をするのよ・・・さっそくつかってみましょうかね」

ちなみに今契約したのは水属性の魔法だ・・・教科書に載ってた魔法名から察するに水の球を作る魔法らしいなんのことのない普通の魔法だろうけど

僕の手に水属性を現す、青色の魔力光が手に宿り・・・発動する

教科書の挿絵に載ってる通りの水の球を何となくイメージした

「アクア・スプリング!」

僕の手に拳台の大きさの水の球が出現する

パァン!

直後、水の球は弾け飛んだ

「あ」

驚く八尋

当たりに、水滴が散らばる

窓から受けた日の光で水滴が輝く

「これが・・・魔法・・・?」

「そうそれが魔法よ・・・形が保てないのはきっとまだ魔力の制御やイメージが追いついてないのね」

「イメージ・・・」

「そういえば言って無かったわね、ごめんなさい」

魔法と魔言の使い方

それは、大きく人が持つ魔法に対するイメージが関係している

さっきの水の球が形を保てず破裂したのもそれが原因だ

頭の中のイメージを形にして魔法は形を作りその姿を現す、火の鳥をイメージしたならば火の鳥が魔法として出てくるらしい

「問題は魔法のイメージ、つまり魔言を言ったとしても頭の中でイメージが固まってなければ形を保てないしすぐ消えてしまうし威力も大した事ないの」

つまり、私たちの世界では魔法という物が無かったから魔法の「形」つまりは魔法の「容姿」が想像イメージができない

それをイメージできないのは、この世界の魔法がどのような「容姿」をしているかあまりしらないからだ

それにこの世界に来て日が浅くて知らないのはたいした問題じゃない

そう一応この世界の魔法の「容姿」を一通り教科書や一般市民の生活でみてはいる・・・が

本当の問題は、元の世界の魔言を言うこと慣れ親しんできた元の世界の魔法を咄嗟にイメージしてやってしまうからだ

その魔言も、魔言を使わずに魔法を発動させようとすると、イメージしたものとは違う効果となってしまう例が少なくない。

謎が多く解明されていない部分がほとんどであるが使用され続けてきたその理由は、言葉を使い規則に縛らないと、魔法のイメージがまとまらず魔力の制御が効かなくなってしまうからだ。

ただ、そのように扱いの難しい魔法も、何百年か前の大魔道時代に存在した、特別に魔力の強い大魔道士にかかれば、魔言無しで扱えることが出来たであろう。

「アドバイスととしては自然ととか動物と仲良くなる気持ちでいくといいらしいよ良くわかなんけど」

自然と動物・・・言われてみればこの世界の魔法って特に子供が使う魔法は動物や物の形をしている魔法が多いこと思い出すな

「うーん、まぁやっていく内になんとかなるだろう」

「原理は分かったが難しそうだ」

ともかくこの勉強会は自分自身の今の状況を整理できたし

分からないとこの補完をするこのできたいい勉強になったと思う

こうしてけっこう長く続いた僕たちのための勉強会は順調に終わり

「今日はありがとうございました」

こうして勉強会は終了した

後で部屋で学んだことをまとめておこう

それと、魔法の練習をしなくちゃ

水の球・・・あれ何か応用できないかな

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